どんな時も頼りになる直営を
千葉 船橋市職労
▲収集作業にも感染の危険がつきまといます
緊急事態下の清掃に感謝のメッセージ
緊急事態宣言下、千葉県船橋市の清掃センターでは、業務継続のため120人ほどの職員を2グループに分け、時差出勤して昼休憩も重ならないようにしました。収集時間が前後することについては市ホームページやごみ分別促進アプリを利用して市民に周知しました。市民からは清掃職員への感謝と激励のメッセージが多く寄せられ、一部が市役所のロビーに張り出されています。
ふれあい収集は直営ならではの役割
第2波・第3波が懸念されています。清掃業務に長く携わってきた船橋市職労の榊義明書記次長は、「収集業者に感染者が出て直営職員が委託業者の支援に入った場合、土地勘のないエリアで動けるのか」と心配しています。
2年目に入った「ふれあい収集(福祉収集)」では、ごみ出し困難者のお宅を訪問し、希望者に「声かけ」(コロナ禍の現在、一時中止)しながら粗大ごみ以外の全種類のごみを収集しており、“直営ならでは”の役割を発揮しています。
榊書記次長は「どんな時も誰にとっても『頼りになる直営』をアピールしていきたい」と語ります。
▲市役所ロビーの感謝のメッセージボード