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豪雨災害に いち早く支援

▲漂着物や災害ごみを集める渕上和史書記長

早く元の生活に戻れるように支援活動を

熊本自治体一般労組

熊本自治体一般労組は7月11日、被害の大きかった人吉市に災害ボランティアに入りました。

しかし、前日からの大雨によって再び球磨川の水位が上昇し、被災地全域に避難指示が出され、やむなく断念。

あらためて19日にボランティアに参加した渕上和史書記長は、「人吉市内は道路脇に災害ごみが出されるなど、片付けが始まっていました。球磨川にかかる橋の欄干には木屑や瓦礫が引っかかったままで、水没し逆立ちした車両も残されていました」と、現状を説明し、「被災された方々の負担は大きい。できることは少ないですが、寄りそうことで元気付けられれば」と語ります。

今後も熊本自治体一般労組は、住民が早く元の生活に戻れるように、支援活動を行っていく決意です。

西日本豪雨災害での恩返しに支援物資届ける

愛媛県本部

自治労連愛媛県本部は、7月12日に愛媛労連とともに、豪雨で被害を受けた熊本県へ支援物資を届けました。

宇和島市の病院や介護施設の組合員から肌着、飲料水、紙コップなどの支援物資が提供され、津島・吉田病院局労組から高圧洗浄機の寄贈がありました。津島・吉田病院局労組の石村貴彦書記長は「2年前の西日本豪雨で多くの人に支援してもらった。当時の経験から水害時の初期段階で必要なものを揃えた。同乗して一緒に行きたいが、気持ちだけでも届けてほしい」と熊本に向かう愛媛県本部の高尾佳孝委員長に思いを託しました。

現地で迎え入れた熊本県労連の重松淳平事務局長は「人的支援の人数の絶対数が不足している状況。いただいた物資を有効に活用したい」と支援に感謝しました。

また、支援物資を届けた高尾委員長は「西日本豪雨時の経験上、被災直後に飲料水や紙コップなどは瞬間的に需要が高まり、スーパーや量販店の棚からなくなる。『すぐ必要なものを少しでも早く届けたい』との思いでトラックを走らせた」と語りました。

▲物資を積みこむ石村貴彦書記長

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