すすむ非正規公共67 仲間の声あつめ5人から40人に増えた
京都自治労連 宇治市非常勤職員労組
▲6月18日の定期総会
宇治市非常勤職員労組が6月18日、定期総会を開催。新しく加入した仲間が多く参加するなかで、次年度方針、新役員体制などを決定しました。
宇治市非常勤職員労組は、今から1年半前の2018年10月に組合結成。会計年度任用職員制度がはじまる前に、「新制度が自分たちの知らないところで決まるのではなく、非正規雇用の職員の思いや要求が反映したものになるようにしたい」との思いから5人でスタートしました。宇治市職労のサポートも受けながら議論を重ね、要求書を提出し交渉を行ってきました。
会計年度任用職員制度がスタートした今年4月、これまでしっかりと交渉を続けてきた結果、当局から非正規雇用職員にも、コロナ特別休暇の提案などの説明が行われました。
「職場での対応が明らかに変わった。組合を知ってもらえたかも」「同僚から『給与が上がった。がんばってくれていたんだね』と言われ、うれしかった」と、職場の仲間からの感謝の声に、執行部では組合結成やこの間のとりくみの確信が広がりました。
総会で組合の新執行委員長に選出された政埜あかねさんは「正規職員と非正規職員が力を合わせ、『住民のためにいい仕事がしたい』という組合員一人ひとりの思いを育み援助していく組合にしたい」と話します。
組合員は結成当時の5人から8倍の40人になりました。職場で安心して声をあげていく仲間をもっと増やすことがこれからの目標です。