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すすむ非正規公共69 意見交換会で組合加入をアプローチ

しまね公共サービス関連労組 島根県事務所

▲しまね公共サービス関連労組の定期大会

しまね公共サービス関連労組(以下、関連労組)では、県消費者センターの相談員の全員加入をめざしながら、県内各市に配置されている相談員にも組合加入へのアプローチを行っています。組合紹介チラシなどを手分けして各市の相談員に配布する活動などを粘り強く続けてきました。

そして、関連労組主催で消費生活相談員同士の意見交換会を9月5日に開催すると、組合員に誘われて組合未加入の相談員2人が参加しました。

参加した相談員からは「消費生活相談員として受ける相談以外にも、さまざまな相談がきます。他の部署など、どこへつなげば良いのかがわらず、慣れるまで大変でした」「上司が勤務実態をまったく見てくれません。相談業務が時間外に及んでも気にかけてもくれないです」「会計年度任用職員に移行した後、勤務時間が増えたのに月給が下がっておかしい」など、リアルな実態と苦労が出されました。

組合員は「自分たちも最初はさまざまな問題があったけれど、組合へ加入して交渉し、休憩室を確保したり、昼休みの交代制ルールをつくらせた」とこれまでの成果を報告し、組合加入を呼びかけたところ、後日、2人とも組合に加入してくれました。

現在、県内各市の消費生活相談受付体制で、受付時間に昼休みを設けていない市があり、相談員の休憩が保障されていない状況の改善などをめざしています。

引き続き、関連労組は消費生活相談員の組織化をすすめながら、要求実現にとりくんでいます。

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