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声をかけ耳を傾けて あなたも仲間に

山口自治労連 下松市職労・周南市職労

▲下松市職労でとりくまれた新入職員との懇談会

コロナ危機の影響で、新入職員や組合員同士のつながりを実感できる活動や企画を実施することへのハードルがいまだ高い状況が各地で続いています。山口自治労連の仲間は、コロナ感染防止に気をつけながら、あきらめずに工夫をし、何度も対話や声かけを続けて仲間を増やすとりくみなどを行っています。

「3密」避けて、対話で人間関係を「密」に

下松(くだまつ)市職労は、新入職員との懇談会を8月11日から20日までに合計8回実施しました。毎回、昼休みや退勤後の時間を利用し、新入職員一人ひとりと対話。緊張をほぐすために「ドリンク注文」から開始。この日のために用意したメニュー表から選んでもらい、場を和ませます。

出身地や趣味、職場での状況など、組合役員から質問をしながら話のきっかけをつくり、新入職員の話に耳を傾けます。それぞれの回で話題は多岐にわたり、新入職員からも喜ばれました。懇談会の影響か、例年に比べて機関紙『こだま』の編集委員(新入職員を含む若手組合員)の出席率がどの班も大幅アップ。新入職員も書記局へ足を運びやすくなったそうです。個別懇談で「3密」を避け、新入職員との関係が「密」になった成果です。

取材を通して職員と関係づくり

周南市職労は、第二組合がある困難な状況のなか、仲間を増やし要求前進を図ろうと奮闘しています。組合をどう知ってもらうか悩んでいたところ、仕事で市広報を担当し、取材で関係づくりを経験している若手組合役員のアイデアで、組合機関紙で、「新入職員の紹介」をとりくむことに。

「職員数も多く、コロナの影響で所属する課以外で『なかなか顔を覚えてもらえない』と新入職員の一助となればと企画した」「直接対面で声をかけることで、人となりを知ることができる」と周南市職労で10月に書記長になった亀谷忠史さん。

この間、先輩組合員からの声かけもあって、新入職員2人から組合加入申込書が届くなど、少しずつ実を結んでいます。

▲取材を行う周南市職労の亀谷(かめがい)忠史書記長

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