コロナ危機だからこそ雇用守り、賃上げを
格差是正と賃上げを 2021年国民春闘
▲日本経団連ビル前に結集する公務・民間労組の仲間
労働者を切り捨てる財界優先政策にNo!
21国民春闘勝利をめざす春闘闘争宣言行動が1月15日に東京・丸の内で行われ、自治労連の仲間を含め、全体で300人が参加しました。
日本経団連包囲行動で全労連・小畑雅子議長は、年末年始に各地で行われた生活困窮者・失業者相談会【8面に関連】に触れ、「コロナ危機で今、労働者を切り捨てる財界優先の政策の誤りがあぶり出されている」「『雇用か、賃金か』ではなく、コロナだからこそ雇用を守り、賃金の大幅引き上げと最賃全国一律1500円を強く求めていこう」と訴えました。
現状を変えるために声を上げたたかおう
また、決意表明として「経営者は大幅賃上げで労働者の生活と日本経済の改善を実現する社会的責任を果たすべき(JMITU)」「教育を市場まかせにせず、子どもたち一人ひとりをかけがえのない人格として、その成長を保障すべきだ(全教)」「ゼネコンが内部留保を積み上げる一方、豪雪災害などで出動するダンプ労働者は低賃金・低単価。内部留保を取り崩し待遇改善を(建交労)」「医療労働者は過酷な労働が続き、我慢を強いられている。黙って働くだけでは現状は変わらない。集まって声を上げよう(東京医労連)」と、参加団体が発言しました。
▲丸の内デモでは、コロナ感染防止としてコールの代わりに横断幕やプラカードをかかげてアピール