住民、病院職員の声を聞きよりよい地域医療に
市立湖西病院の住民アンケート調査「充実させていきたい」と湖西市長 静岡自治労連
▲影山剛士市長(左)にアンケート結果を渡す湖西病職労の山本洋人委員長
「地域医療を充実してほしい」の声届ける
静岡自治労連と湖西病職労は、「西部地域の医療を守る会」とともに、市立湖西病院の評価や国がすすめる公立・公的病院の再編・統合、新型コロナに対する要望などアンケート調査を昨年末に実施。3月22日、湖西市と湖西病院を訪問し、調査結果(341人が回答)を報告し懇談しました。
報告で「湖西病院の再編・統合はすべきでない」36・7%(125人)、「公立病院だから信頼できる」33・1%(113人)など、「地域医療を充実してほしい」といった住民の切実な声を紹介しました。
湖西病院の再編・統合撤回を地域からめざす
湖西市の影山剛士市長は、「アンケート結果を参考に、高度急性期や産婦人科など足りない部分は近隣病院と連携し、アクセスの不十分なところや現在の診療科については地域住民や企業と協力しながら充実させていきたい」と述べました。湖西病院の田内紀善事務長は、「院長をはじめ関係者へ伝え参考にしていく」とし、院内や地域医療の課題、新型コロナによる経営困難について意見交流しました。
今後、アンケートに協力してくれた地域住民や病院職員を対象に報告集会を開催し、市立湖西病院の再編・統合撤回を地域からすすめます。
静岡のとりくみの詳細を集会で聞こう
▲「こんな地域と職場をつくりたい運動」全国交流(WEB)集会
5月15日(土)13時~