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めざせ最低賃金1500円 職員のがんばりにしっかり応える賃上げを

夏季闘争勝利7・8中央行動

▲総決起集会で首都圏の仲間とともに登壇する自治労連

公務員賃金改善、全国一律最賃制度の実現などを求めて、国民春闘共闘、全労連主催で夏季闘争勝利7・8中央行動がとりくまれました。雨のなか、首都圏を中心に300人が結集し、自治労連からは43人が参加しました。

公衆衛生行政・感染症対策の拡充を

日比谷野外音楽堂で行われた総決起集会では国民春闘共闘・小畑雅子代表幹事(全労連議長)が開会あいさつ。「賃金底上げの流れをつくるために人事院のマイナス勧告を許さず、公務員賃金改善を勝ち取ることが重要だ」と強調しました。

決意表明では自治労連・田頭愛美中央執行委員がワクチン接種を自治体間で競わせ、接種の計画変更などで月100時間を超えた時間外労働など現場の実態を報告しました。「住民のいのちを守るために働いている職員が、自分のいのちを守ることができない現状がある。国は国民のいのちを守る責任があり、そのためにも公衆衛生行政・感染症対策の拡充が必要だ。いのちが大切にされる社会・政治をめざそう」と呼びかけました。

会計年度任用職員の労働条件を改善せよ

人事院・厚生労働省前では最賃1500円、地域間格差の是正、会計年度任用職員・非常勤職員の処遇改善、公務員賃金大幅引き上げを訴える包囲行動が行われました。

自治労連・長坂圭造副中央執行委員長は、人事院前で自治体職場の人員で4割に及ぶ会計年度任用職員の賃金や高卒初任給が最賃に張り付いている現状に触れて発言。

「人権を守る公務職場として、会計年度任用職員の無権利で劣悪な労働条件を直ちに改善すべきだ。人事院は長時間労働是正、地域手当見直し、必要な人員の確保、職員のがんばりに応える賃上げに力を注げ」と訴えました。

▲参加者は最賃1500円、公務員賃金改善をアピールし銀座デモを行いました

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