Collection88 見た目も味も愛おしい池袋の老舗たい焼き店
2022年3月号 Vol.580
「福よし」のたい焼き
見た目も味も愛おしい池袋の老舗たい焼き店
東京都豊島区
▲たい焼きはつぶあん(写真)とカスタードの2種類。1個170円(税込)
池袋駅東口を出てヤマダ電機ビルの脇を抜けた大通りに「名代たい焼」と看板のかかった「福よし」があります。
福よしは1947年に中華店として創業し、1957年からたい焼きを販売。「たい焼き屋なのにラーメンがおいしいお店」としてテレビで紹介されたことも。家族経営のため、今では無理のない量をつくり、売り切れ次第終了というたい焼き専門店になりました。
独自の機械で焼き、はみ出た部分はハサミでチョキチョキ。長年、使い込まれている機械のためか、たい焼きの目や尻尾の模様が消えかかっていてよくわかりません。カリッと薄皮で餡が表面に見えるのに、裏返すとキレイだったりするところも愛おしい。今となってはラーメンとのコラボが体験できないことが悔やまれます。
【まちコレメモ】
所在地:東京都豊島区東池袋1―9―8、営業時間:午後12時頃~午後7時(売り切れ次第閉店)、定休日:毎週月曜
▲以前はここに「ラーメン」の暖簾も。スペースを利用し、店内でもたい焼きが食べられます
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(j.nakama@jichiroren.jp 件名に「まちコレ」を)