Collection95 地域ブランドに成長 ビールの原料ホップの栽培
2022年11月号 Vol.588
与謝野ホップ
地域ブランドに成長 ビールの原料ホップの栽培
京都府与謝野町
▲ホップの手摘み体験の様子
京都府与謝野町は町の農業振興施策のひとつとしてビールの原料となるホップの栽培を行っています。ホップは苦みと香りを添えるビールづくりには欠かせない原料です。そもそも北海道・東北など寒い地域が適した植物とされてきましたが、8年ほど前に行政からのサポートも得て与謝野町での栽培がスタート。年々生産量が増え、香りや品質の良さから、最近のクラフトビールブームもあり、全国のビール醸造家からも注目を集めています。また販売店のクラフトビールコーナーでは「与謝野ホップ使用」のラベルの付いた商品も出てきました。
7~8月の収穫時期には、手摘み体験や試飲のイベントも開催されています。
もちろん、オリジナルの与謝野ビールが今年も販売されています。「ホップの香りたつ柔らかな味」と評判です。
与謝野町産ホップ使用のビールを酒屋さんで見かけたら、ぜひ味わってみてください。
▲ホップの実。親指より一回り大きいサイズです
わが町自慢の食・物産など大募集中!
(j.nakama@jichiroren.jp 件名に「まちコレ」を)