労働組合の基礎を学び 意思疎通・結束を強めよう
高知自治労連青年部
▲青年労働学校
高知自治労連青年部では、2月4日に青年労働学校と青年部長会議を開催し労働組合の基礎を仲間とともに学び、結束を強めるとりくみをすすめています。青年部の小川貴大副部長(安芸市職労)に話を聞きました。
労働組合の重要な役割と話し合う大切さわかった
高知県内の各単組の青年部を対象に青年労働学校を開催しました。高知自治労連の岡上則子委員長を講師に、まず、労働組合入門として「どうして労働組合が必要になるのか」について学習しました。参加者からは、「自分たちの労働環境を維持していくため、労働組合は重要な役割を持つことが分った」と反応がありました。また、職場の労働条件や賃金について、その仕組みや問題点や「職場のどういった発言や行動がハラスメントにあたるのか」なども学び合いました。
座学だけでなく、グループに分かれて「紙ボールを隣の人にパスして、何回キャッチできたか」を競う簡単なゲームをしました。そして、再度ゲームをする前に「もっとうまくやる方法」をグループで話し合って挑戦。その結果と話し合いの内容を全体に発表しました。参加者は「ゲームを通して協力し、また考えを出し合って実践していくことの大切さを学べた」と好評でした。
「リーダーズ・インテグレーション」でチームづくりを学び意見交流
同日に青年部長会議も開催し、それぞれの単組のとりくみや悩みを共有し、交流を図りました。会議の冒頭に「リーダーズ・インテグレーション」というチームづくりのワークショップを行ってみました。それぞれのリーダー、労働組合でいえば委員長や青年部長、職場では所属長ですが、そのリーダーについて①知っていること、②知らないこと、③知っておいてほしいこと、④メンバー(周り)がリーダーに対してできることの4項目についてリーダーに伝えます。そして、「リーダーとの意思疎通や結束を強めるためのヒント」を意見を出し合いながら考えました。
参加者からは「リーダー(青年部長)は想像以上に周りから見られていることがわかった」「リーダーとして自分に何ができるか。ほかの青年部長の視点や考え方を知れた」など感想が寄せられました。
今回、青年部に参加したばかりの仲間から長く活動している青年部の仲間まで、あらためて労働組合について考える楽しいとりくみでした。引き続き青年部のとりくみをすすめて、もっと多くの青年に参加してもらいたいです。
▲高知自治労連 小川貴大青年部副部長
▲青年部長会議