全国で新しい出会い　住民と職員守る労働組合　自治労連に仲間が続々

▲パンフレットを使って加入を呼びかける久慈市職労

全国で自治労連の新しい仲間が増えています。それぞれの組合では工夫をこらしたチラシや動画・スライドを作成し、わかりやすく労働組合の役割や実績をアピール。「住民のためにいい仕事をしよう」「一緒に職場を良くしよう」との先輩からの訴えに、新入職員も応えてくれています。

困ったときの組合　あなたの力が必要です

岩手・久慈市職労

岩手・久慈市職労の組合説明会では、新入職員全員の前で自治労連が作成したパンフレットを使いながら組合加入を呼びかけました。役員からは「働くうえで不安なこと、困ったことがいっぱいあると思う。そんな時に必要なのが労働組合。職員との横のつながりや全国の青年との交流ができる」と労働組合の役割と魅力を解説しました。

また、岩手の青年でとりくんでいる「反核平和マラソン」や「スポーツ祭典」など楽しめるイベントを紹介。「要求実現のために、あなたの力が必要です」と熱い思いを新入職員に届けました。

「お昼ご飯を一緒に」と先輩が呼びかけ加入へ

京都・綾部市職労

京都・綾部市職労では、研修終了後に組合事務所で組合説明会を複数回に分けて開催。組合の活動内容やメリット、自治労連共済の魅力などを説明し、「みなさんもぜひ組合の仲間に」と訴えました。共済の話に興味を示したり、「加入届はどこに届けたらいいですか」と質問する新入職員もありました。

説明会に駆けつけた先輩組合員からの「お昼休みに組合事務所で一緒にご飯を食べましょう」という呼びかけに、翌週には新入職員がお弁当と一緒に加入届を持参し加入。さっそく組合事務所でみんな一緒にお弁当を食べています。

▲綾部市職労は組合事務所でアットホームな説明会を実施

組合の実績と全国組織の魅力をアピール

愛媛・松山市職労

愛媛・松山市職労は研修が終わった夕方に組合説明会を実施。愛媛県本部の森賀俊二委員長は「松山市職労では、賃上げや労働時間の短縮、その他さまざまな労働条件の改善のために市長と交渉を重ね、県内トップの給与水準など、多くの成果を勝ち取ってきた」とアピール。また、「自治労連は全国で労働条件の改善や住民が主人公のまちづくりのためにがんばっている組織。松山市職労もゴミ収集『ふれあい収集』や保育士の配置基準の改善をめざす『子どもたちにもう一人保育士を！』の運動に積極的に関わっている」と話し、組合への加入を呼びかけました。

▲組合の実績をアピールする松山市職労

サークル活動や動画で加入を訴える工夫

千葉・野田市職労

千葉・野田市職労の組合説明会では、まず野球部などのサークルごとに活動内容や連絡先を紹介しました。続いて若手職員の意見を取り入れて作成したフォトムービーを上映。ムービーでは若手職員が組合加入を訴えました。

上映後は、職場委員が自分の言葉で「相談できる人がいる」「組合の支援でサークルの遠征などができる」「あまりにひどい提案に堂々とＮＯと言える」など、組合の意義や加入してよかったことを新入職員に説明しました。組合加入用紙とアンケートを配布して、先輩職員と対話しながら記入をしてもらいました。

▲サークル活動を紹介する野田市職労