すすむ非正規公共96 誇りと怒りの〝3T〟アクション
とりくみ2年目でさらなる成果を
▲6月11日行われた1周年ミーティング企画
昨年6月にスタートした会計年度任用職員の抜本的賃上げと待遇改善を求める「誇りと怒りの3Tアクション」から1年。1年間の運動を振り返り、2年目につなげるオンライン集会「ほこイカ〝3T〟アクション1周年ミーティング~もっと!みんなで!たちあがろう!~シンポジウム『会計年度任用職員制度』のココがおかしい!」を6月11日に開催しました。集会には全国の仲間とマスコミ等を含めて70以上の接続がありました。
第1部では、運動を通して勝ち取った「勤勉手当の支給を可能とした法改正」「公募なしの任用継続」などの成果や、各地の実態と経験が語られました。また、嘱託職員の組織化にとりくんできた広島からは、アクションを通して仲間を増やしてきた経験、奈良の大和郡山市保育関連労組は、これまで期末手当さえ不支給であった日額・時間額の職員も含めて、期末手当と勤勉手当支給の実現を勝ち取るため交渉を続けていく決意など10人の仲間が発言しました。
第2部のシンポジウムでは、自治労連弁護団の山口真美弁護士をコーディネーターに共闘団体の仲間や自治労連のとりくみを取り上げた新聞記者、アンケート分析を行った研究者らを迎えて、会計年度任用職員制度の問題点やアクションの意義とすばらしさ、今後期待されるとりくみについて意見を交わしました。
参加者からは「これまでとりくんできたことに自信がついた集会だった」「2年目に向けてさらに仲間を増やして成果を上げていきたい」と感想が寄せられました。
▲3Tアクションのマスコット「ほこイカちゃん」