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機関紙を読んでみんなで元気に!

『自治体の仲間』600号を達成

『自治体の仲間』は創刊以来、職場を元気に励ます紙面づくりを続けて今号で600号を達成しました。これからも充実した紙面づくりをすすめていきます。600号記念として、元気に機関紙活動をがんばる単組を紹介。手書きの紙面で親しみを感じる山口・下松市職労の『日刊こだま』と、SNSとの連携に力を入れ始めた茨城・常総市職労の『ひびき』を取材しました。

身近な話題から団結固める役割まで 機関紙『日刊こだま』

山口・下松(くだまつ)市職労
手書きで毎日発行続け1万3000号突破

『自治体の仲間』600号おめでとうございます。下松市職労の『日刊こだま』も10月23日に1万3000号を達成しました。当局との交渉内容から食堂の献立まで、毎日手書きで発行しています。この秋の職場要求では、10月31日の秋闘交渉で前進できるよう、職場討議の結果や、人勧の内容等を共有し、団結を呼びかけています。また、10月に開催された国体に、入庁2年目の職員が選手として出場することになった際には、突撃取材をした、記事は大変好評を博しました。

愛される『こだま』を絶やさず未来へ

「日刊は大変じゃないか」とよく聞かれます。曜日ごとに班をつくり、退勤後に書記局に集まって執筆、印刷しています。各班は、組合役員と若手組合員が割り振られており、班ごとで特色の異なる紙面になっています。編集委員向けに機関紙の学習会も実施しています。

役員が毎朝職場を回り、声を掛けながら手渡しで『こだま』を配布しています。管理職もかつては編集委員をしていたので、どの職場でもよく読まれています。コロナで一時休刊もありましたが、感染予防をしながら毎日発行を続けてきました。

こうして、組合員とのつながりを大切にするツールとして機関紙『こだま』を活用し、伝統を絶やさず、未来へ引き継いでいきます。

▲下松市職労の齊藤叶太執行委員(右)、谷本誠一委員長(中央)、海田翼書記次長(左)

大切な機関紙を守り要求実現すすめよう 機関紙『ひびき』

茨城・常総市職労
3年前に紙面を一新 読まれる機関紙を追求

私たち常総市職労の機関紙『ひびき』は、月1~2回で発行しています。3年前までは、定型の枠に手書きやワードで文章をそのまま流して印刷機で刷っていましたが、茨城自治労連での機関紙講座などを通して、より良い紙面づくりを追求。現在は、パワポを使ってデザイン、表やグラフも丁寧につくっています。企画会議は効率性を重視し、LINE上でやりとりをしています。

同時期に始めた公式LINEでは、要求書提出や申し入れなど組合の動きを知らせています。9月に行ったボランティア(福島県いわき市の台風災害)を報告すると、市議会議員からも「いいね」の反応がありました。

機関紙を届ける喜び 不当な制限に負けないぞ

賃金や労働条件について、機関紙でいち早く発信すると反応が良く、やりがいがあります。しかし困っていることは、配り手の減少です。職場で機関紙を手渡しする時が一番の喜びです。それを感じてほしいです。

この秋闘では、正規職員の賃金引き上げとともに、昨年最低賃金割れになった会計年度任用職員の賃金大幅引き上げと組合加入をすすめていく決意です。また、昨年から機関紙配布について市当局による不当な制限が続いており、最新号では制限撤回を求めて「機関紙『ひびき』へのエール」を募集しているところです。全国からも支援してほしい。大切な機関紙を配れないのはおかしいですから。これからも不当な扱いに負けず、機関紙を届けていきます!

▲常総市職労の平塚雅人書記次長(右)、佐藤舞執行委員(中央)、前澤海委員長(左)
常総市職労

『自治体の仲間』600号おめでとうございます!私は3年前に近隣市との給与比較表を見て「なんてうちは低いんだ!みんなに伝えなきゃ」と機関紙をつくり始めました。そして10月から組合の委員長になりました!

▲前澤海

私が描く似顔絵がきっかけで機関紙活動に参加。現在、公式LINEの担当をしています。私自身、文章が苦手だからこそ、かみ砕いて書くようにしています。

▲佐藤舞

デザインが得意なので、機関紙のレイアウトを担当しました。さまざまな世代に伝わりやすいよう工夫しました。

▲平塚雅人

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