私たちの運動で働きがいある職場を実現しよう
10・13全国統一行動
▲業務を終えて駆けつける仲間や愛労連など地域の仲間あわせて800人が市庁舎前に集まりました
2023年秋季年末闘争の勝利をめざし、10月13日、全国で「自治労連全国統一行動」「現業統一闘争」が実施されました。名古屋市職労と岩手自治労連のとりくみを紹介します。
庁舎前に800人が結集 要求と熱意、団結をしめす
名古屋市職労
名古屋市職労は10月13日に市庁舎前での決起集会を4年ぶりに実施。目標を大きく超える800人が集まりました。現場の実態と賃金や人員増に対する切実な思いを訴えました。発言する仲間の「賃金上げよう!」の呼びかけに会場から「おー!」と大きく声が上がるなど、迫力ある団結の力を感じさせました。参加者からも「組合すごい」「フェスみたいで楽しかった」「テンポもよく分かりやすくてよかった」と声が寄せられました。
決起集会について、「ぜひ、やろう」「本当に集まるのか」などさまざまな意見もあるなか、魅力的なチラシや動画を活用するなど工夫を重ね、各職場で集会の意義を広げていきました。直前の集約が350人ほどだったため、あらゆる方法で声をかけようと再度奮起。そこから参加者が増えていく様子は「感動的だった」と武藤貴子執行委員長。さらに「これだけ多くの人が結集したのは、支部が諦めずに最後まで声かけをしたからだ。数は力。私たちの訴えは必ず市側に届いたはず」と語りました。
職場要求の実現に向け各地で秋闘参加を訴え
岩手自治労連
岩手自治労連では、各単組が要求書提出行動や早朝チラシ配布行動にとりくみました。チラシ配布行動は盛岡市職労、一関市職労、奥州市職労、大船渡市職、平泉町職などが実施。一関市職労では出先など含む市内6カ所で宣伝を行いました。各地で公務公共の拡充や労働条件の改善を、「現業・非現業、正規・非正規が一体になって、とりくもう」と訴えました。
平泉町職では早朝に「今日は全国統一行動日です」と声をかけながら機関紙とチラシを配布。組合員から「がんばってください」「不当な人勧に負けないで」など温かい声援を受けました。
また、「現業統一闘争」に合わせて、大船渡市職では現評定期大会を開催。大会では、「私たちの仕事は住民生活に直結しているが、退職不補充が続いている。直営の意義が見直されており、働き続けられるよう職場要求を勝ち取っていこう」と呼びかけました。
▲早朝宣伝にとりくんだ岩手・平泉町職