すすむ非正規公共99 非正規の要求かかげ自治体キャラバン
兵庫自治労連 西宮市臨時調理員労組
▲自治体キャラバンを行う兵庫自治労連非常勤・関連協議会(右)
兵庫自治労連非常勤・関連協議会(以下、関連協)では、毎年「自治体キャラバン」として、関連協幹事会でまとめた非正規組合の統一要求と単組独自の要求書を持参し、関係当局との懇談を行っています。非正規の加盟単組は12組合あり、幹事会に出席している7単組の代表幹事がキャラバンに参加しています。
10月18日に行ったキャラバンに、新しく幹事に加わった西宮市臨時調理員労組の田井真紀委員長が初参加。普段、顔を合わせることがない本庁や教育委員会の人事部・課長との懇談とあって、冒頭は緊張していましたが、田井委員長は「調理室内の高所作業(換気扇、ルーバーの清掃)は危険がともなう。学校給食調理室での作業は数年前から専門業者で対応していると聞いた。保育所での危険作業についてもぜひ改善してほしい」と要求しました。また、「離乳食やアレルギー食などをぎりぎりの人数で担当している。これまで当局が来たことがない保育所の調理室にぜひ来て、現場を知ってほしい」と要望しました。
田井委員長は「初めてのことで、ドキドキしながらの参加でした。本庁の人事課に直接要求できるのは組合だけ。他の単組の仲間と団結して要求できることは心強い」と感想を話しました。西宮市臨時調理員労組は、小さいながらまとまりはガッチリ! 引き続き、仲間を増やしながら要求実現に向けてがんばります。