あなたにとって憲法はどんな存在ですか?
しごと・くらし・憲法 シリーズ(5)
▲8人の青年が仕事のことから憲法への思いを語ります
憲法は、住民生活と私たち公務公共に働く者の仕事に密接にかかわっています。自治労連は、青年の憲法への率直な思いをもとに動画「憲法リレートーク」を作成し、あらためて青年に思いを聞きました。
仕事のこと、働きがいを語る8人の青年たち
動画では8人の青年に「憲法はどんな存在か」と質問するところから始まります。「忘れてしまっている」「理解できていない」と、率直に答える青年。しかし、自分の仕事や働きがいについて話すことから少しずつ憲法への思いを語ります。
動画に登場する佐賀・唐津市労連の坂本州平さん(教育総務課)は、「地元に恩返しがしたい」と入職。子どもたちから声をかけられる時に、働きがいを感じるそうです。また、岩手・岩泉町職の竹花大樹さん(上下水道課)は、東日本大震災で大変なときに罹災証明を発行してくれた自治体職員を思い出し、地元に帰って入職。「住民から頼りにされることがうれしい」と働きがいを語ります。ほかの6人の思いも必聴です。
憲法について職場で学び語ってほしい
「今後の憲法はどうあるべきか」の質問に竹花さんは「憲法の条項一つひとつがとても重い。変えるとしても相当の覚悟が必要ではないか」、坂本さんは「ふとした時に憲法を考えることができるよう、学ぶことが重要だ」と話します。あらためて、憲法への思いを聞くと、竹花さんは「法治国家である日本において、憲法は法律の礎。法律を扱う私たちにとっても密接な関係がある。憲法を身近なものとして学んでほしい」、坂本さんは「堅苦しいイメージがあるが、私たちの生活の背景に必ず憲法がある。一つでもいいから憲法や疑問に思ったことを調べてほしい」と訴えます。
▲リレートーク動画 約10分