運動を広げ要求実現をすすめよう
市民との交流を通して自治体の仕事を紹介
第8回生き活きフェスタ 自治労連岡山県本部
▲学校給食・試食コーナーでは郷土料理の「たこめし」などが参加者に大好評でした
3月16日、「第8回生き活きフェスタ」(実行委員会主催、事務局・岡山県本部)が岡山県倉敷市内で開催され、地域住民・自治体職員ら約400人が参加。現業をはじめ自治体の仕事に触れながら「公共サービスのあり方」について考えました。
会場には学校給食や用務、環境、公立・学校図書館、保育などの仕事を紹介するパネル展や、給食の試食、花苗の配布、絵本の読み聞かせや紙芝居、工作などのブースが設置され、訪れた家族連れや子どもたちは楽しみながら自治体の仕事を身近に感じました。
同日、「岡山県地方自治研究集会2024」も開催され、記念講演や特別報告などで、公共サービスの民営化や民間委託の問題点について学べる一日となりました。
▲パネルやクイズなどで子どもたちに自治体の仕事を紹介しました
すべての労働者の賃金引き上げを
各地で正規雇用・非正規雇用労働者の賃金引き上げを求めるとりくみが行われています。
しまね自治労連
しまね自治労連は3月15日、県教職員組合とともに、県人事委員会へ要求書提出・要請行動にとりくみました。昨年の県人事委員会勧告について、「物価上昇分さえ補えない不十分な賃上げにとどまった」「一時金が国家公務員より低い県は島根を含め数県しかない」「人事院などが行う標準生計費調査は実態を反映しておらず、昨年の調査結果では物価高騰にもかかわらず生計費が前年よりも低くなっている」と指摘。物価上昇を補い、生活の維持向上につながる大幅賃上げ勧告を強く求めました。
▲県人事委員会(写真手前)へ要請するしまね自治労連と県教職員組合
愛知県本部
自治労連愛知県本部は、4月12日、会計年度任用職員の賃金引き上げについて、愛労連(愛知県労連)とともに、県内の自治体に対して4月遡及など適切な対応をするよう、大村秀章県知事に求める要請書を提出。愛知県本部と愛労連が会計年度任用職員制度の問題を告発した記者会見について、4月6日に地元大手新聞が一面トップで報道。これを受け、大村知事が定例記者会見で「県内市町村もやっていただく必要がある。県の方から(助言を)していくと申し上げたい」とコメントしました。知事の発言に触れ、愛知県本部林達也委員長は「県内の各自治体の認識をただし、正規と同様の対応が必要であると示すべき」と要請しました。
▲愛知県へ要請する自治労連愛知県本部(中央)と愛労連(左)