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災害の教訓学び、交流 未来を切りひらく力に

全国青年学習交流ツアー in 岩手

▲震災遺構となった陸前高田市の旧気仙中学校で、当時の生々しい状況の解説を受けました

自治労連青年部は、6月22~23日にかけて、「全国青年学習交流ツアーin岩手」を開催。4年ぶりとなる全国交流企画に40人が参加しました。

1日目は、東日本大震災当時の状況や対応にあたる職員の思い、復興の進捗や課題と教訓を岩手自治労連の新沼優書記長が報告。その後、参加者で分散討論を行い、自治体の役割や公務公共労働者のあり方について意見交流をしました。

2日目は、東日本大震災津波伝承館や、震災遺構の陸前高田市・旧気仙中学校を見学。被災当時の資料や建物を見て、大災害の凄さを目の当たりにした参加者は、真剣な表情で語り部やガイドの説明に聞き入りました。「津波の恐ろしさを理解できた」「もしもを考えて対策する大切さを感じた」「復旧・復興に向けて必死で活動した人たちに感謝したい」など感想が寄せられました。

▲東日本大震災津波伝承館で震災について学びました
復興に自治体職員が不可欠
埼玉・入間市職労 大村 遼さん

復興にあたって、「全体の奉仕者」である自治体職員の存在が欠かせないことをあらためて認識した。訓練だけでなく、平時からの人員体制や災害時の労働条件も重要だと感じた。全国の青年と交流し、災害への想定や認識の違いもわかり参考になった。

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