自分の仕事を語る連続学習会
広島自治労連
広島自治労連は、自らの仕事について語り交流する連続学習会を実施。7月10日の第1回は広島市職労の行政職の仲間が語り、49人が参加しました。仕事のやりがいを感じる一方で、職員の配置や予算の使い方への悩みも語られました。
地域起こし推進課で働く仲間は、事務をメインに、地域の防犯や防災、児童館の管理から有害鳥獣対応など多岐にわたる仕事を、町内会など地域住民との連携ですすめていることを報告。防災では避難情報をスマホに発令する際は「非常に緊張する」と話しました。また、地域の?と魅力づくりも担いやりがいを感じる一方で、職員や予算の使い方に「本来は区民の日常生活の根幹にかかわる部面に割くべきではないか」と自問していることも語られました。
また、ケースワーカーとして働く仲間は、後期高齢者医療保険制度の改悪の経過や、マイナ保険証をめぐる住民・職場の混乱について、現場の実態をふまえながら説明。人員不足で「事務処理を考えると現在の機械化もやむを得ない」としながらも、「職員は住民に頼りにされているので、制度の説明やケースの聴き取りは、一人の対応に時間をかけて十分に話を聞き、丁寧に対応することを心掛けている」と発言しました。