メニュー

すすむ非正規公共109 粘り強くアプローチ 仲間を増やして分会結成へ

福井県事務所 ふくい公共一般労組児童クラブ・保育園分会

▲総会ではさまざまな思いが語られ、交流がすすんだ

ふくい公共一般労組と自治労連福井県事務所は、「ほこいかアンケート(会計年度任用職員の実態調査)」からつながりをつくり、粘り強く組合加入のアプローチをしてきました。そんななか、福井県敦賀市のある児童クラブ代表から「労働組合の話を聞きたい」と連絡があり、4月に説明会が開催されました。説明会には職員全員が参加。職場の現状についても懇談ができました。

それから敦賀市全13カ所の児童クラブ代表とも意見交換できるように。改めて9月に、「現場からの意見を担当課へ伝えるには、労働組合としての交渉が有効」と組合の必要性を訴え、24人勧の課題やアンケート、そして二次元コード利用の組合加入申込書を配布し、徐々に組合員が増えてきました。組合づくりに積極的な代表がまわりに働きかけてくれたことで組合加入がすすみました。

そして、ついに11月22日に児童クラブ・保育園分会の立ち上げへ。総会では「定員数を超える児童数で負担が大きい」「職員が休息できる場所が欲しい」「市のトップダウン方針に組合からの要求が必要」など様々な要求がだされました。

組合加入を呼びかけてきた組合員の橋詰喜代枝さんは「忙しいなか新しく加入した仲間が総会に来てくれてうれしい。今後もつながりを広げていく」と決意も新たに。引き続き、分会は組合員を増やしながら要求実現をめざしていきます。