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すすむ非正規公共111 大幅賃上げ、雇用を守れ、全国で非正規の処遇改善を

第33回自治体非正規・公共関係労働者全国交流集会in東京

▲オンライン含め全国から120人が参加しました

第33回自治体非正規・公共関係労働者全国交流集会が、2月1~2日にオンライン併用で開催されました。

1日目の全体会では、「国民春闘とはなにか」と題したミニ学習会で、民間労働者の賃上げと人事院勧告の関係等、国民的要求とともにとりくむ意義を学びました。

次に非正規公共評の曽我友良事務局長が自治体非正規・公共労働者をとりまく情勢を報告。物価高騰を上回る大幅賃上げや「誇りと怒りの3Tアクション」での雇い止め阻止や処遇改善のとりくみの強化を訴えました。全体会の活動交流では13人の仲間が職場の現状や課題、運動の到達をそれぞれ報告しました。

2日目は、講座や模擬団交、職種別分科会を開催。講座では、上林陽治特任教授(立教大学)を講師に「会計年度任用職員制度」について、尾林芳匡弁護士(八王子合同法律事務所)を講師に「委託・指定管理者制度」について、それぞれ学習。模擬団交では自治労連本部役員を相手(当局役)に参加者が交渉を体験。要求書の作り方や団体交渉までの段取り、当局を追及する際のポイントを学びました。

職種別分科会では、それぞれの職場での悩みや課題、運動の経験を自治体や地域の枠を超えて交流。参加者からは「国民春闘にとりくむ意義が理解できた」「次の交渉に役立つ学びを持ち帰ることができた」などの感想が寄せられました。