2021年11月号 Vol.576 力を合わせて平和憲法守ろう 住民とともに要求実現を
機関紙『自治体の仲間』
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10月31日投開票で総選挙が行われました。自治労連は、公務公共の拡充など、住民と職場の要求実現をすすめる立場で総選挙に臨み、「本気でコロナから国民を守る、新しい政権確立のために全力をあげよう」と呼びかけました。
「#いのちまもる 医療・社会保障を立て直せ! 10・14総行動」が10月14日、日比谷野外音楽堂で開催されました。コロナをめぐる深刻な実態が報告され、「いのちまもれ」「政治を変えよう」の声があがりました。
職場の声を集めて要求実現へ一致団結 [10・15全国統一行動&現業統一闘争 岩手自治労連]、職場の実態を真剣に受け止め対応せよ [自治労連が総務省交渉]、「現業署名」促進と「現業大事だ!キャンペーン」成功で今こそ人員増を、「まったく同じ思い」 コロナ・災害対策、地方財政の強化を [自治労連が地方3団体へ要請]、市長との直接交渉で防疫手当増額勝ち取る [静岡 富士中病職]
新型コロナ感染拡大は、政府が保健所・公衆衛生、公務公共サービスを削減し続けた結果の脆弱な医療体制を浮き彫りにしました。いのちを守るために奮闘する職員は、月100時間を超える時間外労働が相次ぎ、職員のいのちや健康も危機にさらされました。異常な働き方が続き、「辞めるか死ぬか」と悩み、職場から離れざるを得ない職員もいました。保健師の退職が相次ぐ京都市では、京都市人事委員会が「職員は心身をすり減らす危険な状態」と長時間労働を是正すべきと勧告しました。
学童保育指導員を雇い止めし、不誠実な対応を続ける株式会社共立メンテナンス(以下、会社)に対し、大阪府労働委員会は「雇い止めは不当」と指導員の復職などを命令しました。守口市学童保育指導員労組(以下、組合)が完全勝利しました。
ジェンダー平等をめざして、ジェンダーに関わる労働組合のとりくみや現場の声などを紹介します。
「青年未来づくりプロジェクト(青プロ)」四国実行委員会は、10月16日に第10回実行委員会を開催。プレ企画の開催内容と青プロ四国本番について話し合いました。
さしま環境職組は、茨城県西端に位置する2市2町(古河市・坂東市・境町・五霞町)の家庭ごみの処理施設等を運営する一部事務組合で働く仲間がつくる組合です。職場では年々臨時職員が増え、昨年4月から臨時職員のほとんどが会計年度任用職員になりました。
コロナ危機で奮闘する職員の思いに背を向け、すべての地方人事委員会が期末手当引き下げを勧告しました。一時金をめぐる課題やあり方について学びます。
10月3日、和歌山県の紀の川にかかる六十谷(むそた)水管橋の一部が崩落しました。紀の川以北地域の約6万戸で断水などが発生。和歌山市水道労組(和水労)は、近隣の応援を受けながら復旧にあたりました。住民の生活を支える水事業をどう守るのか、現場の声ととりくみを紹介します。
10月7日夜、関東地方で地震が発生し、東京23区内を中心に道路冠水がありました。原因は道路に設置された「空気弁」からの漏水でした。断水や濁水が発生した箇所もあり、緊急招集された東京都水道局職員が徹夜で復旧作業にあたりました。
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