2023年10月号 Vol.599 この秋つくろう 働きがいと魅力ある職場を 23秋季年末闘争
2023年10月号 Vol.599
機関紙『自治体の仲間』
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いよいよ秋季年末闘争が始まり、各地で人事委員会要請や要求書提出、集会や学習会などが行われています。物価高騰を乗り越える大幅賃金引き上げ、会計年度任用職員の処遇改善、人員増で住民に寄りそって、働きがいと魅力ある職場をめざし、労働組合に結集していきましょう。
自治労連は9月11日、22年秋に実施した「自治体病院に働く職員の労働実態アンケート」の結果について、厚生労働省で記者会見を行いました。調査では、①1年前に比べて仕事量が「大幅に増えた」「若干増えた」合わせて63・1%、②「仕事を辞めたいと思うことがあるか」の問いに「いつも思う(28・5%)」「ときどき思う(54・2%)」を合わせて82・7%に及ぶことなどを報告。結果について、医療部会の鮫島彰議長は「過酷な勤務実態のなか、現在の仕事にやりがいがあると感じていながら、日々仕事を辞めたいと考えざるを得ない状態である」と話しました。
『新型コロナ最前線』が出版され、大きな反響を呼んでいます。現場の実態について執筆した41人のひとりである高知自治労連医療部会の大川剛史部長に話を聞きました。
健康保険証の存続を求める声が日に日に大きくなっています。だれもが安心して使える健康保険証は、住民の福祉を支える上で大変重要であり、廃止は許されません。自治労連がかかげる「いのち守る運動」を職場と地域で大きく広げ、健康保険証廃止を撤回させましょう。
鹿児島県日置市には、日本三大砂丘の一つ「吹上浜(ふきあげはま)」があり、その近くに立地する「国民宿舎吹上砂丘荘」と「健康交流館ゆーぷる吹上」は、観光などの宿泊だけでなく、地域住民の生活に密着した場所となっています。
10月から、都道府県ごとの最低賃金時給額が改定されます。全国加重平均で昨年度961円から1004円へ43円引き上がります。
憲法は、住民生活と私たち公務公共に働く者の仕事に密接にかかわっています。しかし、8年前の9月19日に憲法に反した「集団的自衛権」を容認する安保関連法が強行採決され、政治のあり方と住民生活が大きく変わりました。
千葉県本部青年部は、9月16~17日に青年未来ツアーin茨城を実施。8年前に氾濫した鬼怒川の堤防を視察するなど災害対策を学び、茨城の青年と交流しました。
株式会社ホーユー(本社・広島市)が受託している給食や食堂の運営が、2023年9月1日以降、全国各地で停止する事態が起こりました。大阪においても3つの府立支援学校の学校給食を受託しており、支援学校の給食が停止しました。
高梁9条の会は、戦争放棄を定めた憲法9条にちなみ、9月9日の午前9時9分から、13の寺院でいっせいに「平和の鐘つき」を行いました。
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