2024年5月号 Vol.606 あなたによりそう自治労連 頼りになる先輩と組合がここに
2024年5月号 Vol.606
機関紙『自治体の仲間』
見出し一覧
新入職員のみなさん、4月も終わり、職場の雰囲気にも慣れたころでしょうか。全国で新入職員が労働組合へ加入しています。各地で行われた組合説明会や新入職員歓迎の様子、先輩からのメッセージを掲載します。
仕事を教わったり悩みを打ち明けられる心強い味方 埼玉県学童保育指導員労組 野本 捺夏(なずな)さん(学童保育)、「いい職場」と「いい仕事」を実現するために 京都府職労 石堂 拓人さん(行政職)
全国災害対策連絡会(災対連)・石川災対連の「24能登半島地震ボランティア」に、全労連の仲間と合わせて、全体で約25人が参加。珠洲(すず)市や能登町で被災した住宅の片付け作業を行いました(4月19~21日)。また珠洲市役所を19日に訪問し、全国から集まった義援金を届けました。
市民との交流を通して自治体の仕事を紹介 第8回生き活きフェスタ 自治労連岡山県本部、すべての労働者の賃金引き上げを(しまね自治労連、愛知県本部)
自治労連は、4月24日に会計年度任用職員の実態調査「もっと、あなたに聞きたい! 2023アンケート」(ほこイカ2023アンケート)単純集計結果の記者会見を行いました。会見では毎年の公募に怯えながらも誇りとやりがいを持って働く仲間の実態を紹介し、労働条件の改善と雇用の安定への制度改善などを訴えました。
地方自治法の一部を改正し、自治体に対する国の指示権などを拡大する特例を加える法律案が今国会に提出されました。
アメリカ・シカゴ「レイバーノーツ大会」(19日から21日)に全労連から39人が参加。自治労連の仲間4人も参加しました。
4月18日、自治労連と日本医労連は、ケア労働者の処遇改善を求め、厚生労働省で共同記者会見を行いました。自治労連から橋口剛典書記長、山本民子中執、鮫島彰医療部会議長が出席しました。会見では、2.5%のベースアップを目標とした診療報酬改定が、24国民春闘の回答に反映されておらず、賃上げが低水準にとどまっていることから、すべてのケア労働者の大幅賃上げにつながる施策を政府の責任で行うことを求めました。
4月22日、自治労連は「住民のいのちとくらしを守る地方自治の拡充」の課題で地方3団体と懇談・意見交換を行いました。各懇談にあたり自治労連は、立法事実とされている新型コロナでのダイヤモンドプリンセス号の事案について、自治労連が発行した書籍『新型コロナ最前線2020-2023 自治体職員の証言』を紹介し、そもそもの立法事実が間違っていることを指摘。また、能登半島地震での政府の対応の遅さなどを指摘し、国に対しては指示権ではなく、住民福祉の向上に資する財政支援を一緒に求めていくことを要望しました。
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