2011確定闘争勝利に全力
京都自治労連
公務員総人件費削減許さず 生活と職場の改善めざして
たたかう原動力は「職場」「地域」にあり
震災復興を口実とした国家公務員の平均7.8%給与削減法案と、きわめて政治的な11人事院勧告の取り扱いをめぐって、人勧実施見送り、給与削減法案成立優先など状況がめまぐるしく動いています。
主張
国民生活を守る立場で国会議論を
国民の怒り爆発、たたかえば要求が前進
10月20日、第179回臨時国会が開会しました。会期は12月9日までの51日間。東日本大震災の復興に向けた第3次補正予算案をはじめ、TPP(環太平洋連携協定)、「社会保障・税の一体改革」、選挙制度改革などが大きな争点となります。
力を結集させ 11秋季年末闘争
10・11総務省前要求行動
賃下げ法案の撤回、労使交渉で人勧取り扱い決めよ
政府 公務員賃下げを政治的に利用
10月11日、公務労組連絡会は、人勧を受け、政府が公務員賃金をどう取り扱うかの情勢のもと、総務省前要求行動にとりくみました。東日本大震災から7カ月が経過し、復興財源確保のための庶民増税や、公務員賃金の賃下げを許さず、公務・公共サービスの拡充を求め、公務単産を中心に300人が結集しました。
10・14現業統一行動
東京自治労連
官民共同で進めよう
公務公共サービスを守るたたかい
東京自治労連は、都庁前で、10・14全国統一行動の一環として決起集会を開催しました。
主催者あいさつで荻原淳委員長は、「官民共同で『賃下げ法案』の撤回・廃案を迫るたたかいを進めよう」と訴えました。現業評議会の早川勲議長は「震災復興の活動で、現業職員の役割がいっそう明確になった。新規採用の実現と職場をまもる運動を一体で進めよう」と呼びかけました。
「合併」口実の賃金・労働条件の改悪押しかえす
自治労連埼玉県本部
たたかいのなか新たな仲間が
10月11日、川口市と鳩ヶ谷市が合併しました。この間、両市職労と自治労連埼玉県本部で「闘争委員会」を結成し、当局と合併後の労働条件の交渉を重ねてきました。
自治労連第17回社会保障集会
「消費税増税で社会保障の拡充」は大ウソ
絶対ダメ 庶民増税
年金支給年齢のさらなる改悪、患者の負担増、介護と生活保護のサービス取り上げや打ち切りなど、野田内閣が自公政権以上の大幅な社会保障改悪をねらうなか、10月15日、自治労連第17回社会保障集会が東京都内で開かれ、19地方組織、83人が参加しました。
いのちまもる10・20国民集会
オレンジ色に願い込め5500人
国はいのちまもる責任果たして
10月20日、住民本位の震災復興、TPP参加反対、社会保障の拡充などを求めて、「いのちまもる国民集会」が東京・日比谷野外音楽堂で行われ、昨年を大きく上回る5500人が結集。自治労連も全国から114人が参加し、会場は白衣とオレンジ色のタオルで彩られました。
「原発ゼロ」の日本へ 9・11県民集会に700人
自治労連岡山県本部
若い力で新しい運動が
毎月のイレブンアクションで
9月11日、自治労連岡山県本部も加盟する「原発ゼロをめざす9・11県民集会実行委員会」は「9・11原発ゼロをめざす県民集会」を開催。700人の参加者で、活気に満ちた集会になりました。集会後のパレードには多くの青年が歌で原発からの撤退をアピールするなど、若い力が発揮され、新しい運動の幕開けとなりました。
地域の土台を崩すな TPP参加反対
高知自治労連
10・20集会に1000人
JAなど9団体が主催する「TPPの問題を考える高知県民集会」が10月20日、高知市で開催され、農林漁業関係者や高知県知事、自治体首長、議員など、1000人が集まりました。
東日本大震災――復旧・復興へ
「被災者・被災地ニーズ調査」を共同で開始
沿岸部の職場・組合員の実態把握へ
復興の最大課題である被災者の生活基盤の回復計画や、決定・実行プロセスは進んでいません。NPО法人・岩手地域総合研究所、いわて労連、岩手自治労連、県医労、県農協労組などで沿岸部被災地の職場・組合員を対象に「震災後の仕事とくらしに関する調査」を行うことになりました。
“あきらめない”その思いが力(パワー)だ
第23回自治労連全国スポーツ大会
バレーボール(京都・京都市)、野球(愛媛・松山市)
第23回自治労連全国スポーツ大会・バレーボール大会が9月29日〜10月1日に京都府京都市で、軟式野球大会は10月20日〜22日に愛媛県松山市で開催されました。
バレーボールは県代表13チーム、軟式野球は各ブロック代表10チームと開催地1チームの合計11チームが、それぞれトーナメント方式で熱戦を展開。最後まであきらめないたたかいが、私たちに元気を与えてくれました。
今月の連載・シリーズ
第133湯
奥日光にたたずむ自然と古の温泉 栃木・日光湯元温泉
(135)
第116館
第5品