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鎌倉市職労「組合事務所退去」「チェックオフ廃止」に対し地域の仲間と市民宣伝を実施

 地域の労働者・市民が参加する「鎌倉市政を市民と働く仲間に取り戻す会」は、市政の正常化をめざす連続的な宣伝行動として、4月20日、駅頭宣伝を実施しました。

 鎌倉駅をはじめ計6か所でビラを配布し、30人超の参加で約1,300枚を配りました。掲げた横断幕は注目をあつめ、引き返してビラを受け取る人や「本当にムダ遣いですね」と納得していく人など、反応があり、鎌倉駅では用意したビラがすべて無くなりました。

 また、4月23日には全市規模での宣伝行動を行い、延べ47人が、約18,000枚のビラを各戸に配布しました。ある家では、たまたま庭に出ていた住人に手渡したところ、「知ってるよ、がんばって」と声をかけられました。

 「取り戻す会」は、議員提案による組合費の「チェックオフ廃止」条例が審議される6月議会にむけ、当面、毎週水曜日に早朝宣伝を実施します。

 

県労働委員会闘争もいよいよ山場

 image0044月6日には、組合事務所にかかわって、県労働委員会調査が行われ、現業評議会・加藤会長が陳述。「鎌倉保守の会」という団体が、事実をねじまげた内容のビラを配布しながら市役所前で宣伝を行い、市職労事務所にも立ち寄っていること、組合書記が怯えて電気もつけられない状況になっていることを述べました。弁護団からは、組合事務所の明け渡しに理由も道理もなくなっていることを強調。主張が出そろってきていることから、証人調べに入るよう求めました。

 公益委員から「次回日程で立証計画を策定したい」との表明があり、いよいよ山場を迎えます。

 また、4月15日には、特殊勤務手当の一方的削減について、県労働委員会で証人調べが行われました。証言したのは、鎌倉市職労の横川書記長と、同現業評議会の小松書記長。

主尋問では、これまでの労使慣行、労使交渉のルールを明らかにし、給与削減の「激変緩和措置」が議会で削減されて以降、市当局の不誠実な対応を明らかにしました。

 反対尋問では、当時行われた数多くの団体交渉の細かい記憶をあげつらうような質問に終始しましたが、横川書記長・小松書記長は、毅然と対応しました。

新規採用者が組合加入

 鎌倉市職労は、新規採用者にクイズを交えた説明会を開催。その場での加入はありませんでしたが、その後、職場に配属されるなかで、職場の組合員が声をかけ、組合に加入しました。市職労は、さらに仲間を増やそうと、近くにいる組合員が声をかけるとりくみを進めています。