説明
わが協会は、平和と民主主義を求める国民的な大運動であった６０年安保闘争のなかから生まれた法律家団体です。
１９６１年１０月の結成以来４０年、一貫して憲法を擁護し、平和と民主主義と人権、そして司法の民主化を追求する運動の先頭に立ってまいりました。
協会は、法律家諸団体の連合組織として、また学者・弁護士・税理士・司法書士・裁判所職員・法務省職員・法律事務所職員など多職能の法律分野で働く人々が参加しているという、他に例のない特色をもっています。
衆参両院での憲法調査会の設置、教育基本法「改正」の動き、そして、司法制度改革の動向など、戦後民主主義の再構築が求められている今、皆さまに当協会へのご参加をお願いする次第です。
また、協会の機関誌「法と民主主義」は、すでに通巻３６０号を迎え、協会の理念と組織の特色にふさわしく、法律家運動の理論と実践を綜合する内容として評価を得ています。つねに、読者の関心に応える最新のテーマについての編集を心がけるとともに、読者の声に耳を傾けております。「法と民主主義」は、協会の会員と読者によって作られる雑誌です。企画・編集へのご注文やご参加を大歓迎いたします。
ぜひ、協会にご入会下さい。そして、各職能を超えた力を結集し、平和と民主主義と人権を守るにふさわしい法律家として、ともに新しい風を起こそうではありませんか。ご一緒に活動できることを心からお待ち申しあげます。