「戦争法案は廃案に!
横須賀の原子力空母永久母港化に反対する9.13 大集会」に8,000人が結集
安倍政権がすすめている「戦争する国」づくりは、憲法9 条の解釈を変えて自衛隊が海外で武力行使する態勢づくりとともに、日米の軍事一体化をさらにすすめて、軍事共同行動を強めることを狙っています。1973年、「向こう3年」の約束で配備された空母が43年も居座り、さらに2008年には原子力空母に代わり、そして今年の10月2日には、最新鋭の原子力空母「ロナルド・レーガン」が配備されようとしています。横須賀における原子力空母交代は、在日米軍再編強化と日米軍事一体化の重要な一環であり、100 年先まで横須賀に米軍基地を縛り付ける計画にほかなりません。空母には原子炉2基が搭載されており、この原子力空母が事故を起こせば、首都圏は壊滅的な放射能被害に見舞われてしまいます。
9月13日(日)、神奈川県横須賀市ヴェルニー公園にて、「戦争法案は廃案に!横須賀の原子力空母永久母港化に反対する9.13 大集会」が横須賀の原子力空母永久母港化に反対する大集会実行委員会の主催で開かれ、県内外から8000人が参加し、自治労連からも神奈川自治労連や東京自治労連の各単組から多数の参加がありました。今回の集会では、自治労連本部の平野正一中執が司会を務めました。
主催者や国会議員からのあいさつのあと、リレートークが行われ、戦争法案反対と原子力空母の永久母港化など基地強化に反対する想いや運動経験について訴えがありました。元自衛隊員の井上圭一土浦市議は、元自衛隊員の立場として自衛隊が集団的自衛権行使によりいかに危険にさらされるかについて語り「戦争法案を何としても廃案にしたい!」と訴えました。
集会終了後は市内の商店街をデモ行進し、「原子力空母いらない!」「戦争させない!」とかかれたプラカードをかかげ、道行く人々にアピールし、米軍基地ゲート前では抗議のシュプレヒコールをおこないました