2016原水爆禁止国民平和大行進 [東京―広島コース]700名でスタート
核兵器の全面禁止に向けて今年も歩こう!
5月6日、2016国民平和大行進の出発集会が、東京夢の島「第五福竜丸展示館」前広場で行われ、「東京―広島コース」がスタートしました。出発集会には700人が参加し、自治労連からも本部・東京の仲間が多数参加しました。
国民平和大行進は1958年から毎年、北は北海道、南は沖縄から広島・長崎へ、核兵器禁止の願いをつないで歩いています。全国11コースを通り、すべての都道府県を結ぶ日本最大規模の平和運動で、平和を求める人なら誰でも一歩だけでも参加できます。
オープニングイベントでは、東京から広島まで行進を行う山内金久さんによるトランペット演奏が行われました。第五福竜丸平和協会代表理事の川崎昭一郎さん、日本山妙法寺の木津博充さんらによる連帯のあいさつが行われ、日本被団協の事務局長で被爆者である田中熙巳(てるみ)さんからは、「核兵器の禁止・廃絶を求めるヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」について、「これまで署名などをしたことのない人にも広め、これまでない数をめざしたい。希望をもって署名活動を行いたい」と訴えがありました。東京の被爆者団体である東友会の家島昌志さんは「若いみなさんにバトンタッチして核兵器廃絶を成し遂げたい」と語りました。
700人が4つの梯団に分かれて夢の島を出発し、リズムに乗った「核兵器なくそう!」「いいね!」コールや、行動参加者によるリレートークを行い、「核兵器のない世界のために一歩でも二歩でも一緒に歩きましょう」と訴えながら港区立芝公園平和の灯前まで、元気に行進しました。
翌7日には、港区立芝公園平和の灯前から神奈川県川崎市役所前まで行進。東京都と神奈川県の県境の六郷土手(東京都大田区)で東京と神奈川の両行進者560人が合流し、川崎市役所前で行われた引き継ぎ集会で、自治労連本部平澤中執から神奈川自治労連高橋書記長に自治労連リレー旗を繋ぎました。