保育新システム反対2・20兵庫保育大パレード
600人のラップ、三宮商店街に響く
2月20日、兵庫自治労連保育部会や福祉保育労、兵庫県保育所運動連絡会、尼崎市職労で構成する兵庫保育パレード実行員会が、兵庫から「保育新システム反対」の声を全国に発信しようと兵庫保育大パレードを行い、主催者の予想を超える600人が参加しました。
神戸市役所花時計前に集合し、替え歌「保育をまもるぞ 桃太郎」とラップ調のシュプレヒコールの練習のあと、多くの人でにぎわう日曜日の三宮の商店街をパレード。全員がイメージカラー「イエロー」で手作りのキャップや飾り物、プラカードに風船、ピカチュー、くまのプーさんの着ぐるみや獅子舞も登場。パレードでは、太鼓、ピアニカ、歌とラップで「保育新ステム反対」の声を思い切り商店街に響かせました。
大丸百貨店前での宣伝カーのリレートークの訴えでは、実行委員会会長の増田さん(兵保連)が「『子ども・子育て新ステム』をめぐって、反対の声はますます高まっている。廃案にさせるまでガンバロー」と情勢報告。福祉保育労・橋本さんは「介護保険制度のように問題ある仕組みを導入させてはならない」。西宮市職労の保育士・金岡さんは「自治体責任を後退させては良い保育はできない」。尼崎の若いお母さん荒木さんは「新システムでは保育料が上がり生活できない」。川西の保育士さんたちが「みんなで反対の声を上げていこう」と振付パフォーマンスでアピールしました。大丸百貨店前から元町商店街への広い範囲をイエローで染め、「保育新システム」反対のビラ配布と署名のお願い行動で地域を圧倒しました。