公立・公的424病院の再編・統合阻止へ② 千葉県民連絡会が千葉県知事に厚労省による「公立病院再編・統合」撤回を要請
自治労連千葉県本部が参加する県社保協と「公立病院と地域医療を守る千葉県民連絡会」は、11月28日、県知事宛に「厚生労働省の『公立病院再編・統合』要請の撤回と、県民のいのちと健康、地域を守る医療体制を求める」要望書を提出し、回答と懇談の機会を設けるよう要請しました。要請内容は下記の通りです。
1.県として、厚生労働省から「再編・統合の議論が必要」とされた10の病院関係者(病院職員・自治体首長)や地域住民、各自治体の医療要望や実態をよく聞き取り、拙速な判断をせず、県民のいのちと健康が守られる安心・安全の医療体制、地域づくりのために努めること。
2.医療現場で不足している医師・看護師・医療技術職・介護職の増員を国、県として行うこと。
3.特定のデーター、全国一律の基準による分析によって個別の医療機関に再編・統合の検討を求める要請を撤回するよう、国に求めること。
県社保協、県民医療連絡会は、今後も県との要請懇談を行うとともに、実行委員会で2020年2月2日にシンポジウム「安心して住み続けられる地域づくりのために~災害から見えたもの~」を開催することとしています。